卵巣 嚢腫 おり もの - 卵巣嚢腫(卵巣のう腫)とは?卵巣嚢腫の初期症状から手術などの治療方法まで解説
卵巣 嚢腫 おり もの - 来月卵巣嚢腫の手術をするものです。
卵巣嚢腫とは、卵巣内に脂肪やゼリー状の液体が溜まる腫瘍のことで、一般的には無症状のことが多いです。 膿腫がこぶしや赤ちゃんの頭ほどの大きさになっても、「太ったかな」といった程度で全く気が付かない人もいます。 また、なぜ卵巣嚢腫になるのか原因はまだ明確には分かっていません。 さらに卵巣嚢腫の9割は良性といわれています(残りの1割は充実性腫瘍=悪性腫瘍のことがある)。 症状が出たとしても、便秘や腹痛、下腹部の違和感、しこりが触れるなどの程度のことが多いです。 ただ、何らかの原因で卵巣やその周辺に感染を起こしている場合は、膿瘍(膿が溜まった状態)ができており、発熱することがあります。 卵巣嚢腫で発熱が認められる場合は、血液検査で白血球やCRPの値が高くなっているケースがほとんどです。 この場合、急な下腹部痛を伴うことが多く、超音波検査や上腹部骨盤CT・MRI検査等を行い、さらにどの臓器に炎症が起こっているのか詳しく検査を行います。 発熱や下腹部の激痛などの症状が出ており、抗生剤での改善がみられない場合は、手術適応となることがほとんどです。 一概にはいえませんが、卵巣が5cm以上で増大傾向を示すものは手術をするかどうかを決める基準にしている医療機関が多いです。 手術方法としては、妊娠・出産希望の有無、年齢、症状、腫瘍の大きさ、癒着や感染の程度、周囲への臓器への影響の有無、既往歴などさまざまなことが考慮して、開腹手術か腹腔鏡手術かが決まります(妊娠している場合は、胎児への安全面が考慮され一般的に開腹手術となります)。 ちなみに卵巣は2つあるので、片方の卵巣の全摘出を行い機能不全となったとしても、もう片方の卵巣が機能を補うことができるので、術後に妊娠・出産している方も多いです。 たとえ手術となっても、患者さんに過度な心配を与えずに、寄り添った看護を展開していけるよう心がけることが大切になります。 おわりに.

(Q)手術・入院費用を考えると、東京大学医学部付属病院、東京医科歯科大学医学部付属病院、都立大塚病院、都立広尾病院がいいかなと思っているのですが、この4つの病院についての先生の情報や卵巣嚢腫の病院としての実績以外の手術の情報等があったら教えていただけないでしょうか。
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その場合、がん細胞が増殖して画像検査でがんと診断される大きさになるまでは何年もかかることを考慮したうえで後から振り返ると、その卵巣嚢腫を診断した時点からがん細胞が存在していたことが類推されるケースが多いです。
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